肌荒れに効くおすすめ化粧水10選•有効成分配合のスキンケアで美肌作り

肌荒れに効くおすすめ化粧水10選•有効成分配合のスキンケアで美肌作り
スキンケア

赤みが目立ったり、ニキビができたりと、肌荒れにお困りの方も多いのではないでしょうか。

今回は「肌荒れをなんとかしたい」とお考えの方へ「乾燥・敏感肌」と「ニキビや吹き出物がある肌」にわけておすすめの化粧水を10つご紹介します。

また、肌荒れが繰り返し起こってしまう原因についても見ていきましょう。

肌荒れごとにおすすめの有効成分

肌荒れにおすすめの有効成分はいくつかあるため、肌の状態に合わせて選ぶ必要があります。

  • 乾燥・敏感→肌にかさつきがあり、刺激を受けやすい
  • ニキビや吹き出物→肌にぶつぶつができやすい

ふたつのパターンにわけて、どのような成分と相性が良いのかご紹介します。

乾燥・敏感肌に有効な代表成分

乾燥・敏感肌の方におすすめの成分は、セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸の3つです。

セラミド

セラミドは、乾燥から肌を守る「保湿機能」と、紫外線などの外部刺激から肌を守る「バリア機能」の二つの働きのある成分です。

体のなかで作れる成分ではあるものの、生活する環境により、減ってしまいます。

例えば、ごしごしと擦る洗顔をしていると、セラミドが一緒に流されることも……。その他、年齢を重ねるうちに、失われるともいわれています。

セラミドを補うためには、食事から摂取する他、セラミド配合のスキンケアアイテムを使う方法もおすすめです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、お肌のうるおいを保ち、肌の弾力をキープするためには欠かせない成分です。

体内で作ることが可能ですが、年齢とともに減少してしまいます。

そして、ヒアルロン酸の減少は、肌がカサカサになったり、小じわが増えたり、お肌のハリが低下したりする原因になることも……。

上記のことから、ある程度の年齢を過ぎたら、意識的に取り入れたい成分のひとつです。

とくに、乾燥が気になるときは、ヒアルロン酸がたっぷり配合された化粧水やクリームの使用を検討しましょう。

アミノ酸

アミノ酸は、美肌に欠かせないコラーゲンを作る元になります。

コラーゲンは、お肌のハリやうるおいをキープする働きのある成分です。つまり、アミノ酸が足りていないと、コラーゲンが充分に作られず、乾燥してしまう可能性が考えられます。

また、アミノ酸には、お肌が本来持っている力を引き出して、肌のターンオーバーを整える働きもあります。

そのため、乾燥を含めたさまざまな肌トラブルの予防をしたい方も積極的にとりいれましょう。

ニキビや吹き出物に有効な代表成分

ニキビや吹き出物にお悩みであれば、ビタミンC・サリチル酸・ビタミンB群の配合された化粧水を選びましょう。

ビタミンC

ビタミンCは、シミやくすみへの効果が注目されがちですが、ニキビにお困りの方も必見の成分です。その理由は、抗酸化作用があり、ニキビができる原因でもある「過酸化脂質」の生成を防ぐ働きがあるから!

また、ビタミンCには、メラニン生成を抑える効果が期待できるため、ニキビができた後の色素沈着も防ぐことが可能です。

上記のことからも、ビタミンCは、ニキビの予防や紫外線を受けた後のアフターケアにも欠かせない成分といえるでしょう。

食事から摂るイメージが強いかもしれませんが、スキンケアアイテムにも配合されています。

サリチル酸

サリチル酸は、肌表面の角質層を柔らかくする働きのある成分です。

また、殺菌や抗菌作用もあることから、ニキビケアの有効成分としても注目されています。

例えば、サリチル酸が配合された化粧品を使うことで、古い角質を取り除き、各栓や毛穴の詰まりによるニキビを防ぐことが可能です。美容皮膚科には、サリチル酸を使った、ケミカルピーリングと呼ばれる方法でニキビにアプローチするメニューもあります。

その他、肌のざらつきやごわつきが気になるときにも活用したい成分といえるでしょう。

ビタミンB群

ビタミンB群は、ニキビなどで肌が荒れているときにぴったりの成分です。

不足すると、ニキビや吹き出物の他、毛穴の汚れやべたつきなどが起こることも……。

とくに、ビタミンB2とビタミンB6は皮膚の新陳代謝を活発にしたり、皮脂の分泌をコントロールしたりする働きがあるため、ニキビにお悩みの方は積極的にとりいれましょう。

ビタミンB群は、食事やサプリからも補いやすい栄養素です。ただ、より肌のケアに力を入れたいときは、ビタミンB群が配合された化粧水も合わせて使用しましょう。

乾燥•敏感におすすめの化粧水5選

お肌の乾燥・敏感が気になるときは、刺激が少なく保湿成分の配合された化粧水を使用しましょう。とはいえ、保湿系の化粧水は、プチプラからデパコスまで数多くの種類があるため

「どれを選べばいいのかわからない」と困ってしまうことも……。

とくにおすすめのアイテムを5つご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

アクセーヌスキンケアプログラムAD

敏感肌のことを徹底的に考え抜いて開発されたケアライン。低刺激×高保湿で、乾燥による肌荒れを労りながら、バリア機能の向上をサポートする。

エトヴォス アルティモイスト

5種のヒト型セラミドとナイアシンアミドを配合した、敏感肌のお悩みに寄り添ったケアライン。敏感な大人肌をサポートし、キメの乱れを改善する。

資生堂dプログラム モイストケア

乾燥によりごわついた肌を潤いで満たし、美容成分を角層深部まで浸透させる。しっとりとした状態が長く続き、なめらかな美肌へ。

ノブ Ⅲ

セラミド・アミノ酸・スクワランをバランスよく配合した、乾燥ケアに相応しいライン。皮膚の細胞間脂質に似た構造で作られているので、肌への親和性が高い。

オルビスu

肌の基礎体力に着目し、健康的な肌を目指すケアライン。トラブルでも揺らぎにくい肌作りを叶えるのは植物由来の自然のパワーあふれる保湿成分。ポーラと同じ研究所で開発されたデパコス匹敵アイテム。

ニキビ•吹き出物におすすめの化粧水5選

ニキビや吹き出物にお悩みの方は、肌に優しく、皮脂の過剰分泌を抑えてくれるタイプの化粧水を選びましょう。また、油分の少ないさっぱりタイプのアイテムがおすすめ!

この項目では、ニキビ肌の方にぴったりの化粧品を5つピックアップしました。

ファンケル アクネケア

1980年の創業以来、無添加を守り続けるファンケルから「その場しのぎのスキンケアを卒業し、ニキビを繰り返さないこ」とを目的とした根本改善の集中ケアライン。

ノブAC

大人ニキビに負けない肌を目標に、毛穴のケアに着目したケアライン。さらに大人の感じやすいくすみやゴワツキなどのお悩みにもアプローチする高機能シリーズ。

オルビス 薬用クリアフル

バリア機能の低下と毛穴悩みのWアプローチで、トラブルを繰り返さない肌を目指すケアライン。和漢植物やコラーゲンといった肌力を底上げする成分や、毛穴ケアに特化したビタミンCカプセル配合。

アクセーヌ イプノス

ニキビとニキビ跡を同時にケアできる、デパコスブランド。ムズムズやかゆみなどの小さな違和感もニキビになるという小さなサインも見逃さないケアで、根本改善を目指していく。

プロアクティブ(ステップケア推奨)

3ステップケアで丁寧にニキビを改善していく、定番のニキビケアブランド。18年連続で日本売り上げNo.1に輝く信頼と実績。思春期〜大人ニキビまでケア可能、ニキビケアのパイオニアとも言える存在。

繰り返す肌荒れ…原因をしっかり把握!

ニキビやぶつぶつ、赤みなどの肌荒れが繰り返し起こる場合、何かしらの原因が隠れている可能性も考えましょう。

この原因を把握して、しっかり対策することは、肌荒れの防止にも繋がります。

将来の肌のためにも、一度、あてはまる原因がないかチェックしてみてくださいね。

1.バリア機能の低下により肌荒れが慢性化している

バリア機能の低下により、肌荒れが慢性化していることが考えられます。

原因は、栄養バランスの偏りや無理なダイエット、不規則な生活リズムやストレスなど。

その他、乾燥やアレルギーなど、バリア機能が低下する要因はいくつかあります。

代表的な3つのパターンを見ていきましょう。

栄養バランスの偏りや極端なダイエット

栄養バランスが偏るとバリア機能が低下して、肌荒れが起こりやすくなります。

なかでも、美肌を目指すために意識したいのは、肌の健康を保つために欠かせないビタミン類・タンパク質・ミネラルを摂取すること。

一度、自身の食事を見直して、栄養バランスが偏っていないか、チェックしてみましょう。

栄養バランスを意識した食事のポイントは、特定の食品ばかりを食べるのではなく、なるべく多くの品目を少しずつ食べるようにすること。

スーパーやコンビニで出来合いの総菜やお弁当を購入するときも、具だくさんのメニューや、見た目がカラフルな商品を選びましょう。また、日々の食生活で補いにくい栄養素がある場合は、必要に応じてサプリメントやドリンクを活用する方法もおすすめです。

その他、極端なダイエットで食事を十分に食べない場合、栄養が足りなくなり、肌にも悪影響を及ぼす可能性が考えられます。健康的に美しく痩せるためにも、食事制限は無理のない範囲でおこない、体に必要な栄養素はしっかりと摂ることが大切です。

不規則な生活リズムやストレス

睡眠不足などの生活リズムの乱れも肌のバリア機能が低下する原因のひとつです。

実際に、睡眠が足りない日々が続き「肌の調子が悪いかも」と感じた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

睡眠中には、肌のターンオーバーに欠かせない成長ホルモンが分泌されます。

そのため、十分な睡眠がとれないと、ターンオーバー(お肌の生まれ変わる仕組みのこと)の乱れが生じてしまうのです。そして、ターンオーバーが乱れると、肌のバリア機能が低下して、外部からの刺激を受けやすくなり、肌トラブルへと繋がりやすくなります。

対策としては、なるべく生活リズムを整え、睡眠不足にならないようにすること。

また、過度なストレスがある状況でも、バリア機能は低下し、肌荒れの原因となります。

自分なりのリラックス方法を見つけて、日々、気分転換することも大切であるといえるでしょう。

乾燥や肌への刺激・アレルギー

肌のなかの水分が不足する乾燥も、肌のバリア機能を弱める原因です。

肌が乾燥していると、外部からの刺激やアレルギーの原因物質にも敏感になります。

そして、その刺激が肌荒れに繋がってしまうのです。

まずは、肌の乾燥を対策する方法を見ていきましょう。

  • たっぷり保湿する
  • 刺激の弱い洗顔料を使う
  • 洗顔時やクレンジング時にこすらない
  • すすぎは水かぬるま湯でおこなう
  • 肌に優しいスキンケアアイテムを使う など

洗顔やスキンケアは毎日のことなので、なるべく肌に負担がかからないように意識しましょう。

乾燥と聞くと、冬場をイメージするかもしれませんが、夏場はエアコンの風による肌の乾燥が起こりやすい時期です。そのため、乾燥対策は季節を問わずおこないましょう。

2.紫外線により肌がダメージを受けている

紫外線により、肌がダメージを受けることは、肌荒れの大きな原因です。

具体的には、赤みやヒリヒリ感などの炎症、肌のざらつき、ニキビなどの肌トラブルに繋がります。ゆくゆくはシミやシワなどの老化現象を引き起こすことも……。

日々の通勤やちょっとした外出でも「このくらい大丈夫」と油断してはいけません。

たとえ短時間であっても紫外線の影響は受けるため、日頃からこまめに日焼け止めを塗ったり、日傘を差したりするなどの対策をとりましょう。

3.生理前などホルモンの影響を受けやすい

「お肌は女性ホルモンの影響を受けやすい」という点も知っておきましょう。

生理前は、卵胞ホルモンが減り、黄体ホルモンが多くなる時期です。

そして、この黄体ホルモンには、男性ホルモンに似た働きがあるため、皮脂の量が増えて毛穴が詰まりやすくなり、肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなるのです。

生理前の肌荒れ対策としては、ホルモンバランスを整えるといわれているイソフラボンやビタミンEを摂取することが挙げられます。

その他、漢方薬で改善する場合もあるため、生理前の症状がひどい場合は、早めにクリニックへ相談しましょう。

有効成分入りのスキンケアでトラブルのない肌作りを

肌荒れの原因は、バリア機能の低下や紫外線による肌ダメージ、女性ホルモンの影響など、いくつか考えられます。もしも、肌トラブルが繰り返し起こるようであれば、まずは原因を把握し、それに合った対策をとることが大切です。

必要に応じて、クリニックに相談したり、漢方薬を飲んだりする方法も検討しましょう。

また、日頃からできるケアとしては「有効成分配合の化粧水を使う」が挙げられます。

例えば、セラミドやビタミンC、ビタミンB群などです。

美肌を目指す方は、この機会にスキンケアアイテムの見直しも合わせておこなってみましょう。

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